No. 6、2025年、全182頁

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巻頭言 西山雄二 1

特集 「あわい」の思考
柿並良佑「『文学的絶対』の「あわい」を読む」 3
小野寺賢一「「ロマン的」な抒情詩としての「アテネーウム」──初期フリードリヒ・シュレーゲルによるロマン派の文学構想における抒情詩の位置づけについて」 19
金志成「„alles, was nur poetisch ist“──あるいは鏡としての『文学的絶対』」 38
カリム・シャハディーブ「爆発、放射線、突然変異、エネルギー──日本のSFで描かれる被爆した廃墟から身体まで」 (訳=八木悠允) 42
ダリン・テネフ「キマイラ狩り、あるいはデリダのモンスターたち」 56
マルティナ・ネディアルコヴァ「女性解放と家父長制の狭間にいる母親」 67
ヴィクトリヤ・ニコロヴァ「母の立場と概念のあわい——ネディアルコヴァ氏・テネフ氏への応答」 77

特集 フランス留学記 
西山雄二「一秒ごとを噛みしめてパリで生きる」 79
藤田尚志「旅の哲学、哲学の旅」 84
馬場智一「終わりなき〈留学〉」 92
柿並良佑「ナンテール、我が哲学の地」 97
八木悠允「机を変えること──留学体験記」 103
関大聡「歳月と回想」 108
タスク・ミヤギ「パリ、憎らしいほど愛している」 113
森野咲「68年の申し子達は、今」 116
杉村文「フランス遊学記——私の記憶を遡り、歴史の記憶を訪ね歩いて」 121
山根佑斗「個人的な留学のために」 126
黒田一遣「別れのない出会い——パリ政治学院留学記」 131
有吉玲「三面の幽霊について——観光客、女、演劇」 136

論考 小林浩「人文書出版の薄明──書物の新たな希望はどこにあるか」 124

翻訳 ステラ・サンドフォード「遡行──ハイデガー・東アジア・「西洋」」(訳=タスク・ミヤギ) 157

2024 年度 西山雄二研究室 活動報告 176


No. 7、2025年、全124頁

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特集 ルイ=フェルディナン・セリーヌ(責任編集=森澤友一朗・杉浦順子)

森澤友一朗「序文」 p. 1
森澤友一朗「ツケまみれのセリーヌ── 「なしくずしの死」三部作としての『戦争』、『ロンドン』」 p. 5
有田英也「海と戦争 —— セリーヌ未定稿「戦争」に見る感情とイデオロギー」 p. 22
杉浦順子「セリーヌの「伝説」」 p. 37
彦江智弘「ルイ=フェルディナン・セリーヌの工学的エクリチュール ── セリーヌとル・コルビュジエのアメリカ」 p. 55
ミカエル・フェリエ「セリーヌ ── プルーストとペレックの間で」 p. 73
ルイ=フェルディナン・セリーヌ 略年譜(森澤友一朗) p. 98
ルイ=フェルディナン・セリーヌ 主要文献一覧(杉浦順子) p. 106


No. 8、2025年、全154頁

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特集 ジャン゠フランソワ・リオタール(宮﨑裕助・西山雄二 責任編集)

序文 宮﨑裕助・西山雄二 1
宮﨑裕助「言説のうち/縁で感覚的なものを救うこと──リオタール『言説、形象』のヘーゲル批判とその展開」 4
檜垣立哉「リオタール『言説、形象』を読む──メルロ゠ポンティおよびドゥルーズの観点から」 13
浅野雄大「『言説、形象』における超越と超越論性」 23
ジャン゠フランソワ・リオタール、ジャコブ・ロゴザンスキー「思想警察」(松葉祥一訳) 35
小林康夫「Contresigné Lyotard」 45
松葉祥一「崇高の美学とその政治的位相——ランシエールのリオタール批判」 56
松葉類「教えの暴力について——レヴィナスとリオタールの教育論から」 71
小泉空「何かが欠けている——『リビドー経済』の欲望の行方」 81
ロドルフ・ガシェ「思考の名誉を救う——ジャン゠フランソワ・リオタールについて」(清水一浩訳) 95
ジャン゠フランソワ・リオタール書誌情報 (松葉祥一作成) 134


No. 9、2026年、全197頁

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巻頭言 西山雄二 1

特集 「あわい」の思考

ジュリー・ペラン
越智雄磨「踊る身体のあわい──ジュリー・ペラン講演会報告」 3
ジュリー・ペラン「ダンスを構成する──操作と実践のボキャブラリー」(訳=越智雄磨) 5
ジュリー・ペラン「海辺のコレオグラフィ──陸と海のあわいで踊る身体」(訳=越智雄磨・八木悠允) 19

ドミニク・レステル
渡名喜庸哲「ドミニク・レステルを導入する──哲学的動物行動学の射程」 33
ドミニク・レステル「哲学的動物行動学、ポストヒューマン、サイエンス・フィクション」(訳=谷虹陽) 37
「人間と人間ならざるもののあいだ──ドミニク・レステルとの対話」 55
櫻田裕紀、八木悠允、馬目悠太郎、若杉茜、清水雄大

トリスタン・ガルシア『〈私たち〉とは何か ── 一人称複数の哲学』を読む
黒木秀房「〈私たち〉という賭け——トリスタン・ガルシアNous の理論的検証と政治的射程」 75
八木悠允「トリスタン・ガルシアの〈私たち〉」 83
関 大聡「〈私たち〉を開く──トリスタン・ガルシアとともに」 90
福島 亮「『〈私たち〉とは何か』の共訳者、伊藤琢麻について」 106

ダリン・テネフ「「われわれ」のあわい──木村敏とデリダ」 121
荻野厚志「ジョルジュ・バタイユのコミュニカシオン再考──『ラスコーあるいは芸術の誕生』をめぐって」 132
Yusuke Yagi, L'awai est-il ambigu ? : L’esthétique classificatoire de la culture japonaise à travers l’« otoko no ko» et des mangas 150
Daisuke Takeuchi, La frontière (Awai) entre celui qui mange et celui qui est mangé chez Miyazawa Kenji 159

論考
ミヤギ・タスク「文明の経済論的解釈──フロイトとケインズ」 163
細田一益「映画における微笑み──小津映画の微笑をめぐって」 179
2025年度 西山雄二研究室 活動報告 192


No. 10、2026年、全266頁

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特集 フランスのヘーゲル (責任編集=西山雄二)

序文 西山雄二 1
竹内大祐「弁証法の不幸と悲劇──ジャン・ヴァール『ヘーゲル哲学における意識の不幸』の思想史的意義について」 3
得能想平「イポリット『論理と実存』における自由──実存主義との連続性に注目して」 15
細貝健司「ヘーゲルとバタイユ──根源的に否定的なものの弁証法」 28
村上 倫「文学の言語と意識──ブランショ「文学と死への権利」におけるヘーゲル読解」 44
赤阪辰太郎「サルトルと弁証法──ヘーゲルとともに、特異性を発見しつつ」 58
常深新平「メルロ゠ポンティによる両義的なヘーゲル読解」 75
小林 嶺「歴史の彼方あるいは手前に──レヴィナスとヘーゲル」 90
片倉悠輔「歴史の裏面の学としての哲学──ミシェル・フーコー「ヘーゲル『精神現象学』における歴史的な超越論的なものの構成化」について」 105
小原拓磨「脱構築的、思弁的──デリダによるヘーゲルの読み方」 126
池松辰男「狂気の行方──ヘーゲル狂気論と良心論からのラカンへの再接続の試み」 140
客本敦成「欲動は非ヘーゲル的でありうる──ヘーゲル、イポリット、そしてラカン」 154
川瀬和也「リズムと偶然性──ナンシー『思弁的註記』とヘーゲル哲学」 168
西山雄二「アウフヘーブンクと差延──ヘーゲルを読むナンシーとデリダ」 176
カトリーヌ・マラブー「ヘーゲル主義の新たな方向性」(訳=西山雄二) 184
ロドルフ・ガシェ「一方は他方より前に来るのか──ジャン・ヴァールとジャック・デリダについて」(訳=小原拓磨) 194
西山雄二「フランスのヘーゲル受容史」 215


No. 11、2026年、全70頁

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ギル・アニジャール
何が破壊と呼ばれるのか ── ハイデガーとデリダ
Gil Anidjar, Qu'appelle-t-on destruction? Heideggar, Derrida
訳=桐谷慧・砂川優斗・西村紗貴乃・三浦真空・王紀元・貝沼千尋

訳者序文 (桐谷慧) 1
緒言 5
謝辞 6
叢書編者による序文 (ジョルジュ・ルルー) 7
序曲 17
I 「 一つのタイトルは、何をタイトルづけ、指示し、限界画定しているのか」 20
II 「 解体=破壊は純粋に否定的なものであるように見える」 35
Ⅲ 「 世界はどこかに行ってしまった……」 53
終局部 69